不動産購入で失敗しないために必要なこと
何千万というお金を費やす一生に一度のマイホームや投資物件だからこそ、不動産購入では失敗したくないものです。そのためには手間暇かけて情報を収集する必要があります。インターネット上の利回り情報や、よい評判だけに縛られるのではなく、自分の目と耳でしっかりと確かめたうえで物件を見学する必要があります。
住宅見学の時期
まず、住宅見学の時期です。特に一戸建てやアパートにおいては造りが非常に重要になります。酷い場合は大雨の時の排水がうまくいっていなかったり、夕方の西日の日差しが厳しく、リビングで人がくつろげない、といた物件もあります。そのため、天気や時間を変えて何度か行くことを推奨します。排水がうまくいかなかったり、もともと泥炭地を埋め立てて住宅用地にしているような場合は、ヘドロのにおいがすることもあります。
マンションであっても基本的に同じです。インターネットで情報を見てきれいだと思って言った物件が、共用部分に住民が私物を置いていたり、ゴミが放置されていたりなど、物件岡地まで下げかねないものがあるからです。
日照時間についてもリビングに日が当たらなかったり、台所への日の差し込みがすごくて食品の鮮度に影響を与えかねない物件もありますので注意が必要です。
暮らしやすさ
次に、暮らしやすさです。特に電車で通勤通学する人にとっては、最寄り駅までの距離は大変重要です。子育て世代にとっては、スーパーやコンビニエンスストアといった日常生活で利用する施設へ行くことができるかどうかです。
自分の足で実際に歩いてみて、人通りはどれくらいか、夜でも危なくないかなどといったことを調べましょう。歩道がきちんと整備されていない道や、自動車が離合できない狭い道もあるからです。
周りの環境
住宅地にある土地や建物を購入する場合、環境も非常に大事になります。たとえば、休日は非常に静かだったけれど、休日は近くの工場が稼働していてうるさい、周辺の保育園や小学校といった施設がうるさくて安らげない場合も少なくありません。できるならば平日と休日と二階見に行くようにするとよいでしょう。
このように、失敗しない不動産選びはいろいろな状況をシミュレーションして、本当に暮らしやすい物件であるか、自分でしっかりと調べることが必要です。特に、近隣トラブルなどが最近では深刻化しています。そのため、物件の近くなどに公園があれば、それとなく近所の人とコミュニケーションをとっておくことも有効でしょう。