土地活用(太陽光発電)

太陽光発電という土地活用

使っていない土地があって何かしらに使えないかと思っている人におすすめできる不動産投資が、太陽光事業です。
不動産投資といえば、アパートやマンションなどを所有して家賃収入を得ることをイメージしますが、そうすると物件の管理も大変ですし、初期投資金額もかなり高いものになります。

太陽光事業とは?

太陽光事業とは、余っている土地に設備を設置して太陽光発電事業をすることです。太陽光発電は、太陽が照っていれば場所を選べず行えますので、建設の屋上だけでなく余っている土地でも電気を起こして販売する事業が成り立ちます。

太陽光事業は、土地に設備を購入して発電を行い、近くの電気会社に電気を買ってもらうという方法です。発電パネルはもちろんのこと、ほかにも電気を送る装置や、電力会社に買い取ってもらえる電流に変更してもらうような、パワーコンディショナーなどいろいろな装置が必要になります。

太陽光発電における償却期間

装置の値段はもちろん広さによって変わりますが、大体10年程度の償却期間を必要とします。大体の初期費用は、1キロワットあたり30万円程度と、比較的初心者でも手の出しやすい金額です。
10年程度で費やした設備の分の買取価格に達しますので、それ以降に買い取ってもらった電気の分はすべて自分の利益ということになります。

仮に、30キロワットシステムで買取価格が1ワット当たり27円とすると、年間87万を超える売電収入となります。設備は初期投資費用がほとんどで、メンテナンスに費用が少し掛かるくらいです。

太陽光発電のメリット・デメリット

太陽光発電の最大のメリットは、一般的には不動産事業、アパートやマンションなどの建設では田舎に行けば行くほど向いていませんが、太陽光発電は田舎で遮ることのない土地のほうが利益が上がりやすいことです。
そのため、田舎の土地でどうしてよいかわからないような場合は、太陽光発電事業を始めてみるのも一つの方法です。

しかしながら、もちろんデメリットもあります。それは、10年間はその設備を維持しないと利益が取れない点です。さらには、10年先には田舎といえども建物が建ち、日照が悪くなっているリスクもあります。さらには、太陽光パネルによって反射光が大きくなるなど、近隣とのトラブルになりかねないリスクもあります。

そもそも、その地域の電力会社が電気を必要としていなければ買い取ってもらえませんので、この事業自体が成立しません。
そこの部分は、まず大前提として事前に確認しておくことが必要でしょう。